1.対象のテキストについて日本語の紙校正記号と英語圏の記号の差異を比較する前提として、双方の意味と適用範囲を明確に一覧化する。
2.日本語の紙校正でよく使われる削除・挿入・置換・段落の指定・字詰め・行間・注釈の各記号の意味を自社流儀に合わせて短い定義付きで整理する。
3.英語圏の標準記号と日本語記号の対応を表にして同じ指示がどう表現されるかを確認し、対応関係を明示する。
4.同一原稿内で日英混在の箇所を見つけ、差異を一つずつ記録した比較リストを作成して重複や誤解を避ける。
5.デジタル環境では挿入・削除・書式変更を追跡機能で実現できるため、紙記号とデジタル追跡の表現を統一するルールを作成する。
6.統一ルールには挿入時には挿入文字を併記する、削除には削除理由を併記する、Stetは再適用部分を明示するなどの運用指針を盛り込む。
7.パイロット運用として1つの案件で日本語と英語混在の原稿を同時に校正し、差異の発生箇所を抽出してルールの検証を行う。
8.ルールが安定したら校正マニュアルを作成し、社内全員に配布して表記を統一する。
9.仕上がり版と変更点の記号を対応づける対応表を別紙として用意し、後から検証できるようにする。
10.表記の整合性を保つため、テンプレートやCSV形式のルールセットを作成し日常業務に組み込む。